セレノグラフィカ 隅地茉歩・阿比留修一『皮から食べて』インタビュー

今年結成12年を迎えたダンスユニットselenographica(セレノグラフィカ)。1997年の結成より、きめ細かい振付にユーモラスな仕掛けで評価を得、2005年にTOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD(トヨタコレオグラフィーアワード)を受賞。劇場内外で、創作公演からアウトリーチまで幅広く活動を展開してきた。2004年より、照明家・美術家の岩村原太を技術監督に迎え、西陣ファクトリーGardenhttp://www4.ocn.ne.jp/~nfgarden/で、踊ることと観ること双方の実験的交流の場を作りながら、コンスタントに作品を発表し続けている。観客を心理的、身体的に巻き込み、社交に長けた大人から素朴な子供まで参加できる遊戯空間を生みだすその作風はどのようにもたらされたのか? 結成の経緯から、新作『皮から食べて』での取り組みについてお話いただきました。